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医療費控除medical expense deduction

医療費控除とは、自分自身や家族のために一年間に10万円以上の医療費を支払った場合に、一定の金額を所得金額から控除できる制度です。一年間にかかった治療費と総所得金額に応じて所得税が軽減されます。
医療費控除の申請には、領収書が必要となりますので、医院からもらった領収書を保管しておきましょう。

控除額はどれくらいですか?

控除金額は、所得総額と一年間にかかった医療費の額によって変わります。控除される金額の上限は200万円です。

【参考】国税庁 医療費を支払ったとき(医療費控除)

医療費控除額(課税対象から控除される金額です)

※1その年の所得金額の合計額が200万円未満の人は、所得額の5%の金額です。

所得税の還付金額(納付済みの税金の一部が戻ってきます)

※2課税対象となる所得が、330万円未満の場合10%、
330万円以上900万円未満の場合20% 、
900万円以上1,800万円未満の場合30%、1,800万円以上の場合37%

住民税の減額金額(翌年の住民税より差し引かれます)

※3課税対象となる所得が、200万円未満の場合5%、200万円以上700万円未満の場合10%、700万円以上の場合13%
※詳しくは、最寄の税務署や役所の税金相談課へご相談ください。

【参考】国税庁 医療費を支払ったとき

手続きの仕方

自営業の方

確定申告の際、医療費控除の手続きも行ってください。

期間 翌年2月16日~3月15日まで

手続きに必要な物
  • 医療機関名の明記された領収書又はレシート
  • 印鑑
  • 返納先の金融機関名、支店名、口座番号

(注)申告者と口座名義人が同一であること。

会社員の方

確定申告に準じた医療控除の手続きを行ってください。

期間 翌年仕事始めの日~3月16日まで

手続きに必要な物
  • 医療機関名の明記された領収書又はレシート
  • 源泉徴収票(翌年1月20日頃会社側から発布)
  • 印鑑
  • 返納先の金融機関名、支店名、口座番号

(注)申告者と口座名義人が同一であること。

【参考】国税庁 医療費を支払ったとき(医療費控除)