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予防歯科とは

予防中心の歯医者

歯医者は痛くなってから行くものと思ってらっしゃる方がほとんどです。
たぶん今これを読んでいるあなたもそう思ってらっしゃるのではないでしょうか。
歯が悪くなってから来院していただいた場合、私たちは治療をするしか方法がないのです。

「歯医者に行くんだから治療するのは当たり前だよ」
おっしゃる通りです。しかし、

歯は一度削ったら元に戻りません。だからできるだけ削りたくないのです。
歯を削らないで済むように予防したいんです。

すごく乱暴な言い方かもしれませんが、
私は、歯医者に行って歯を削ってしまったらおしまいだと思っています。

転んで擦り傷が出来ればつばをつければ治ります(笑)。
骨が折れたらギブスを巻けばくっつきます。
風邪をひいたら気合があれば直ります。

さて歯はどうでしょう?
虫歯になって穴が開いたら「気合」では埋まりません。

私たちが削って詰めないといけないのです。

「詰めたら元通りになるじゃん」と思うのが普通だとおもいますが、一度削って詰めたところには必ず段差が出来ます。いくら私たちが丹精込めてピカピカに磨いても悲しい事に人間の目には見えないほどの小さな段差ができてしまいます。そんな小さな段差でも、もっと小さい細菌が溜まるには十分なのです。

治療をしながらも、私たちは皆さんの歯を悪くしてしまっているのです。
だから、治療をした所を二度と悪くしないためにも予防をする事をお勧めするのです。

日本と欧米の違い

「年を取ったら歯は悪くなって当たり前?」と思われる方も多いと思います。 悲しいですが、今の日本の現状ではその通りです。

以下は国別のに虫歯の本数をグラフで表したものです。

■国別むし歯の本数

よくむし歯の原因と言われる砂糖の消費量は少ないのに虫歯の数は圧倒的に多いのが日本です。

なぜ、こんなに大きな差がついてしまったのでしょうか?

それは、日本の保険制度に問題があります。
日本の保険制度では「悪いところを削ってつめる」ことしか保険として認められていなかったからです。ですから、日本人の頭の中に「歯医者は歯が痛くなったら行くところだ」という意識がついてしまったのです。

そして、歯医者自体も削ってつめる治療ばかりを行い、「どうしたら悪くならないように予防できるか」ということを考えても来なかったし、患者さんにお伝えすることもしなかったのです。これが欧米諸国との間に大きな差がついてしまった最大の原因です。

スウェーデンでは75歳の平均で約20本も歯が残っているのです。
日本人は「歯を残せないのではなく、単に残していないだけ」なのです。
我々も、きちんとしたことを行えば、十分、歯を残せるのです。
では、どうしたら歯を残せるのでしょうか?
欧米諸国はどのようにして、歯を残しているのでしょうか?

その答えが
1~3ヶ月に1回、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けること です。

欧米では、治療ではなく、このメンテナンスに力を入れたことによって、国民の平均残存歯数が飛躍的に向上したのです。

では、具体的にどのようなメインテナンスをしたら良いのでしょうか?

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